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アメリカで注目!メディケア糖尿病予防プログラム(MDPP)とは?

Arisa Chelsea Ueno

皆さんは、メディケアという言葉を聞いたことがありますか?

メディケアとは、アメリカ政府が管轄している高齢者および障害者向け公的医療保険制度であり、原則として、アメリカ合衆国に合法的に5年以上居住している65歳以上のすべての人が給付の対象となる社会保険プログラムです。

今回は、そのメディケアとしてアメリカで提供される、糖尿病予防に特化したプログラムについてご紹介いたします。その名も、メディケア糖尿病プログラム(MDPP)

CDC(アメリカ疾病対策予防センター)に承認された糖尿病プログラムで、マンツーマンのカウンセリングと、食事や運動における行動変容に効果的な精神面でのサポートの二つで構成されています。食事内容に関するコーチングコーチング・適度な運動を軸として、段階を踏みながら生活習慣への介入を行っていき、糖尿病予備軍の人々が完全なる糖尿病にならないよう手助けをする事を、このプログラムでの目標としています。

実績としては、シニアの方でも総体重の5%を減量するのに効果的だと実証されており、またその減量によって糖尿糖リスクが71%も軽減されることがわかっています。

◆このプログラムを受ける事ができる対象者の条件

・BMI 25以上(肥満となる基準)

・血液検査の結果で異常があった方(要提出)

・以前の糖尿病や末期腎不全だと診断され、既に完治されている方

(プログラムの参加が難しいと思われる、末期段階の方や移動が困難な方を除く)

◆プログラムの概要

・CDC承認したプログラム:より健康になるための行動変容を促す

・ライフスタイルコーチ:目標達成に向けた、動機付けや新しいスキルの学びを手助けしたり、議論を深めるファシリテーションを行いながら、プログラムの継続サポートする

・同じような悩みや目標を持ったグループを構成し、アイデアを共有したり、達成事項を賞賛しあったりして、辛いことを同志と一緒に乗り越えていく

→ プログラムでは重点を絞った16回のセッションから構成されており、長期間にわたる実践的な食習慣の改善や活動量を増やすための方法、体重をコントロールするための行動変容のコツを、グループやクラスルーム形式で学んでいきます。このセッションの後にはフォローアップ期間があり、参加者たちは学んだことを実際に活かしながら健康習慣を継続できるように、月単位で指導員との対面を通して、アフターフォローを受けていきます。

◆プログラムの詳細(前半と後半の二部構成)

– 前半プログラムの特徴

・好きな食べ物をやめることなく、少しずつより健康的な食べ物に移行していく

・時間がなくても、工夫しながら活動量を増やしていく

・ストレスをマネジメントする

・どうしても避けられない事をどう対処するか(例えば、仕事で外食をする際にいかに健康的な食べ物を選べるかどうか等)

・計画通りに進めるために、継続的に記録をしていく

– 後半プログラムの特徴

・変化を継続するために得たスキルを高める

・食事や運動の記録や、目標設定、モチベーションの維持、障害をどう乗り越えるかの復習セッションを行う

◆注目ポイント

このプログラムは、対面式かオンラインかを選ぶことができる1年間のプログラムです。

最近では、糖尿病予防プログラム(DPP)をメディケアでカバーできる範囲内に入れようとする提案があり、雇用主や保険会社などでもDPPを取り入れる事ができるかもしれないと、2017年の実施に期待が高まっているようです。政府が提供する社会保険プログラムで、糖尿病予防プログラムが取り入れられれば、ますます糖尿病予防プログラムへの注目も高まってきそうです。

モバイルヘルス・オンラインでの糖尿病予防の先駆者として、Noomは少しでも多くの方々を糖尿病を初めとした生活習慣病から救うため、これからも予防医療の分野で邁進してまいります。

参考元:

CDC /アメリカ疾病対策予防センター

http:// www.cdc.gov/diabetes/prevention

CMS /米国保健社会福祉省の公的保険制度運営センター

https://www.cms.gov/

▼ Noom 行動変容プログラムはこちらから