日差しも和らぎ、朝と夕方は涼しさも感じられる季節になってきました。屋外での運動も気持ちいい季節ですよね。
運動は身体に良いというのは皆さんもすでにご存知かと思います。例えば、長距離を完走したり、ジムで自己ベストが出せたり、面白いスポーツイベントへ参加したり、新しトレイルコースでのハイキングへ行ったりなど、身体を動かすことで自分自身が積極的に成長できていると感じることがあると思います。ですが、それ以外でもトレーニングの後私たちの中で何かが改善できていることにお気づきでしょうか?
運動の後に気分が良くなって、モチベーションが上がり、その日をポジティブな気持ちで過ごせた経験はありませんか?この運動後の良い気分は偶然ではありません。日中に運動をすると、思考、感情、そして精神に良い影響があり、総合的に健康に良い影響を与えてくれます。
具体的にどんな効果があるがご紹介させていただきます。
1, 脳の力を高める
定期的な運動は BDNF (脳由来神経栄養因子)、つまり脳の成長と認知機能に関わる神経伝達物質を分泌させます。運動をすることで、筋肉を増やし持久力が上がるだけでなく、脳細胞も強くなっていきます。
2, 自尊心を高める
運動ルーチンと良い習慣を合わせることで、自然に自尊心と自己イメージを発達させていきます。運動をしているとき、もう少し遠くまで走ろう、もう少し早く泳ごう、もう少し重いリフトに挑戦してみようというように自信を持てること、それが心の健康にポジティブな影響を与えてくれます。
3, 睡眠の改善につながる
心拍数を上げて、トレーニングでもっとエネルギーを使うためには休息とトレーニングのバランスを適切に取ることが大切になります。日中の運動量が増加すると睡眠の質と量も改善することができます。あなたの身体は、再構築、再修理、そして再充電の時間が必要です。
4, 気分を高める
十分な休息を取っている人は夜中に忙しくしている人より「幸せである、心地良い」と感じやすいと言われています。ただし、この良い睡眠ルーチンだけが運動によって気分を高めてくれる唯一の理由ではありません。
運動をすることはエンドルフィンという幸せを感じるホルモンを作ることにつながり、トレーニングの後の身体にパワフルで、自信と幸せに満ちた感覚をもたらしてくれます。その他にも良い影響がたくさんあります。
5, ストレスレベルを下げる
運動をすることで、脳内には気分が高まる理由でもあるエンドルフィンとノルアドレナリンが分泌され、効率的にストレスマネジメントができるようになります。また、感情をつかさどるドーパミンとセロトニンも一緒に分泌されるので、不安とうつ病を軽減できる効果があります。
6, 自分の時間を楽しめる
運動の時間を一日1時間でも作ることで、自分自身の身体と心のケアをすることができます。この時間を使い、仕事や家事から離れて、自分のことだけに集中すると心が生き返り、ひとときの平和を見つけられるかもしれません。
私たちの思考や心の健康は運動によって改善することができます。そして逆もまた同様です。お互いに良い相互関係で成り立っています。
身体のケアをすることは、心のケアをすることにつながります。
身体を動かし、もっと強い心・健康な身体を作り、良い習慣・ライフスタイルを始めていきませんか?
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