決断力をUPさせるリストの作り方

あなたは1日に何回決断をしていると思いますか?人が1日に決断する回数に関する研究によると、私たちは1日に最大35000回もの選択をしているそうです。この記事を読み始めるまででもすでに何回かの選択をしていると思います。例えば…

「今すぐ、ベッドから起き上がるべきか?」「いや数分以内に起きよう。」「朝食に何を食べよう?」「うーん、分からないけど、冷蔵庫を確認しよう。あーお腹減ったなぁ。」「今、犬の散歩をしようかな?」「いや、1時間後のほうがいいだろう。」「このリンクをクリックしようかな?」「うん、面白そうだ、何か分かりそうだ」

「この記事を読み進めようかな?」「うん、そのほうがいいな。」というように。

これらの例を見ると、一日中幾度となく決断をする中であなたの脳がどれだけ疲れるかの理由がお分かりになると思います。これらの選択は、単調でささいなものかもしれませんが、それらも重要であなたの生活を確実に変えうるものです。意思決定による疲れは実際に発生しており、人は単に食事の話題でも数十から数百の決断を1日のうちに行っているという研究もあります。

意思決定のバランス〜または決断するときにメリットとデメリットを考えること〜は、Janis と Mann という2人によって 1977 年に提唱された考え方です。そして、Prochaska という心理学者によって 1994年 から行動変容モデルに統合されてきました。この決定は、夕食に何を食べるかくらいシンプルなものもあれば、マラソンを走るかどうかくらい大きな決断も含まれます。

説明はこのくらいにして、実際に試してみましょう!ペンと紙を持って、あなたが変えたい行動や生活習慣をノートやメモに好きなように書き出しましょう。また、頭の中で考えてみても構いません。

書き出した後は以下の項目を参考にして、それぞれの詳細リストを作りましょう。それぞれの質問において、できるだけたくさんのアイデアを書き出してみてください。


リスト1, 変化することによるメリット

自分自身に問いかけてみてください:その変化による潜在的なメリットは何ですか?

その変化の後にあなたが得られるものは何でしょうか?またその変化の後にあなたの生活にどのようなメリットがありますか?そして、その変化はあなたの人生をどれほど良いものに変えてくれますか?

これらの質問の答えが、その変化に対するモチベーションになります。

リスト2, 変化することによるデメリット

自分自身に問いかけてみてください:その変化を起こすうえでの懸念点は何ですか?

その決断によって犠牲にしなければいけないものと、変化を起こすうえで障害となるものは何ですか?その変化にはどれくらいのコストがかかりますか?その変化の妨げとなるものは何ですか?

これらの質問の答えが、その変化に対する抵抗力になります。


リスト3, 変化しないことによるメリット

自分自身に問いかけてみてください:変化しないことによるメリットは何ですか?

行動や生活習慣を変えないことによってどのようなメリットがあるか考えてみてください。今のままの状態を続けたときに何が起きる可能性がありますか?

これらの質問に対する答えも、その変化に対する抵抗力になります。


リスト4, 変化しないことによるデメリット

自分自身に問いかけてみてください:変化しないことに対する懸念点は何ですか?

変化しないことによってどのような悪影響がありますか?今の状況はどの程度上手くいっていないと感じますか?現在行なっている方法や物事に対してどれくらい満足していますか?

これらの質問に対する答えも、その変化に対するモチベーションとなります。


これらのリスト化が終わったら?

これらのリスト化が終わったとき、どんな感情や気持ちが湧きあがったでしょうか?この目的は自分自身と対話しながらリスト化をして、変化することや変化しないことでの良い点、悪い点を振り返ってみることです。

1 と 4 のリストで、より多くのアイデアがでれば、変化を起こすためのより多くの理由とモチベーションが得られます。一方で、2 と 3 のリストで多くのアイデアが出れば、あなたは変化を起こさず、現状のままでいる意思が固くなります。(現状維持するためにも多くの意思決定が必要となります。)現状維持をする考えに至ったときには、あなたの考え方を振り返って、どこに変化を起こすための障害があるのか考えてみましょう。

もし、具体的なデータに基づいて決断したい場合には、このリスト化はあなたを落ち着かせて、気づきを与えたり、アイデアの全体像を把握したり振り返るのに確実に役立ちます。リスト作成後には何をすべきかが分かっている状態になるでしょう。

変化は一晩で起こるものではありません。長期的に変化に適合するのにもかなりの時間がかかります。変化するために時間を割くこと自体が大きなステップですし、行動変容ステージモデルでいうと関心期の段階にいます。

あなた自身が将来ありたい姿について考えるときには、ぜひ心理学者 Carl Rogers のこの言葉を思い浮かべてみてください。

「興味深い矛盾とは、自分が自分自身を受け入れた時、変化出来るということである。」

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